pumiの小さな車館

トミカを中心としたミニカーを紹介しています。

トミカプレミアム04 マツダRX-7 FD3S RE雨宮仕様
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本日ご紹介するのは、トミカプレミアム立ち上げ時の1台、マツダRX-7 FD3S RE雨宮仕様です。


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トミカプレミアムは、2015年4月に発売され、「NISMO R34 GT-R Z-tune」「モリタ 林野火災用消防車」「自衛隊 90式戦車」「マツダ RX-7 FD3S RE雨宮仕様」「ロータス ヨーロッパ スペシャル」「JAXA はやぶさ2」の6台が登場しました。この内、現在でも販売されているのは、自衛隊 90式戦車のみになります。
私は、トミカプレミアム発売当時はコレクション対象外としていたため、RX-7は入手していませんでした。最近になってようやく、(若干プレ値でしたが)入手しました。これで通常品のプレミアムは、揃いました。


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トミカでは珍しく、チューニングカーがモデルのベースとなっています。
車好きであれば、ご存知かと思いますがロータリーエンジンを得意としたチューニングショップ”RE雨宮”のチューニングカーです。
カラーはおなじみのソリッドのライトブルー(通称雨宮ブルー)です。
トミカでは、FD3S用GT-ADキット(フロントワイドフェンダー、リアワイドフェンダー、サイドステップ)の装着や、GTウィング、ディフューザー、カーボンボンネット等と装着しているようにみえます。

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トミカの出来ですが、下のTLVの写真と比べるとキャビンの部分の全高が少し高いように見えます。
また、全長も少し短いような感じもします。
出来は悪くないのですが、若干の寸詰まり感と全高が高い印象があり、実車のような伸びやかさがあまりない感じがします。
ホイールは、形状は似ているもののTLVと比べスポークが細いので社外品のイメージでしょうか。

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こちらが既に紹介済みのTLV FD3Sです。


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フロント
ヘッドライトは、RE雨宮のアイデンティティーであるスリークライトを採用しています。
クリアパーツですが、外枠をブラックで彩色しているのがいいですね。
ボンネットは恐らくカーボンボンネットですが、穴は空いていないもの開口部の形状は作られておりいいと思います。
フロントのカナードもそれっぽく作られていますが、カナード自体は結構分厚いです。この辺りはシャープの部品は採用できないトミカなら仕方がないですね。
シートは赤く塗られており、目立ちますね。しっかりバケットシートになっています。

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リア
巨大なGTウィングとディフューザーがリアは目立ちます。
エンブレム等、彩色は細かく入っておりいいと思います。
GTウィングは分厚いですが、トミカによくある反りは少ないです。
テールランプは、実車は片側3連ですが、RE雨宮のパーツには純正形状の片側2連のテールランプが売っているので、そちらを再現したのではないでしょうか。
向かって右側には、巨大なマフラーがありますが、ディフューザー再現のためテールの部分が少しだけ再現されています。
エアロを装着すると、全幅が25mm広がります。トミカでも広がって入るのでしょうが、もう少し幅広にすると(多少デフォルメになるものの)もっとかっこよく見えるような気もします。


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裏側
向かって右側がディフューザー部になりますが、形状が再現できていると思います。
それにしても、巨大なディフューザーですね。空気の抜けは良さそうです。


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パッケージ
スケールは1/61です。可動部位はサスペンションのみになります。


いかがでしたでしょうか。
全体的な作りは悪くないものの、若干全高が高いように見えるのが少し惜しいところです。
今のトミカプレミアムは、どれも出来が良いと思っているので、今あらためて作ればもっと格好良くなりそうな気もしています。
ライトブルーの方は、販売終了していますが、タカラトミーモールオリジナル品でカラーリング白/内装ブルーもあります。執筆時点では、在庫切れとなっていますが、復活の可能性もありますのでご興味ある方はウォッチしてみて下さい。



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トミカショップオリジナルトミカ ホンダ シビック TYPE R
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本日ご紹介するのは、トミカショップオリジナルトミカ ホンダシビックタイプR(FK8)です。
さて、本題に入る前にトミカリミテッドヴィンテージの新作がYoutubeにて、発表されましたので簡単にご紹介します。
・セドリックワゴン/グロリアバン(9月発売)・・・こちらは既に発売済
・チェイサーツアラーV(発売日未定)・・・何ヶ月か前のモデルカーズに乗っていましたが、100系チェイサーツアラーVが製品化となります。私を含め待っていた方は多いのではないでしょうか。リアスポ付き/サンルーフバイザー付きの仕様も出るようです。こちらも期待ですね!
・NSX type S(発売日未定)・・・NSX出すとは少し以外でしたが、王道のTyperRではなく、type Sを出すところがTLVらしくいいですね。エンジン部分のハッチは、開閉したいのことでしたので少しお値段高いかもしれません。今後、type Sだけではなく、S ZeroやSも出したいとのこと。期待したいです。
・いすゞ810ウィングトレーラー(秋頃発売)・・昨年秋のホビーショーで、ヘッドだけ展示されていたので、ヘッドのみ発売かと思いきや、ウィングトレーラー付きでした。動画を見る限り出来は良さそうです。発売楽しみですね。
・トヨタ スタウトレッカー車・・2t車ベースのレッカー車はお初ですね。ダイキャスト多様で重量感を出しているそうですが、車を引っ張れるようにするためでしょうか?こちらも楽しみです。
・ジオコレ64カースナップ初詣(年末か年始発売目標)・・初詣とのことで、和服姿のフィギュアとしめ飾り付きの車(車種未定)が付くようです。
・ジオコレ64カースナップバス停/タクシー乗り場・・要望が多かったようで、開発したそうです。車が付くかも?とのことです。
・トミカラマ カーリフト・・既にカーリフト自体は製品化されていましたが、今回単品での販売となります。しかもEG6シビック付き!市場では非常に高騰しているTLVのEG6ですが、久々の販売ではないでしょうか。しかもカラーは、あまり見ないタヒチアングリーンパールです。家で昔EG8のシビックフェリオに乗っていたので、この代のシビックには強い思い入れがあります。これは楽しみで仕方がないですね。今から心して待ちます!
以上、TLV新製品情報でした。


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シビック繋がりということで、本日はこの車をピックアップしました。
まずはいつも通り、シビックタイプRについてご紹介します。
シビックタイプRとしては、5代目のFK8は、シビックハッチバック(FK7)をベースとし2017年に発売されました。今までは、ベースのシビックに対し大幅なボディ補強等を行ってきましたが、この代ではベースのシビックハッチバックと同時開発することにより、大幅なボディ補強は行っていません。
私はFK7に乗っていますが、ボディ剛性は高く走りもなかなかいいと感じています。
とは言っても、サスペンションは全くの別物ですし、20インチのタイヤを履かせるため全幅は広げられています。当然、ブレーキも強化されています。
実際に乗った感じだと、COMFORTモードであれば乗り心地はかなりいいですし、これなら普段乗りでも全然行けるのではないかと思います。+Rモードだと足も引き締まり、楽しいですね。
外観上だと、派手なエアロも目立ちますね。


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エンジンは、シビックハッチバックは1.5Lターボですが、タイプRは2.0Lターボエンジン(K20C型)を載せています。
昔はリッター100馬力の時代もありましたが、これは320馬力を発生させています。
メルセデスは2.0Lターボで400馬力超えを達成していますね。すごい時代になりました。
ドイツニュルブルクリンクでのタイム測定の結果、
7分43秒80を記録し当時のFF市販車世界最速を記録しました。現在はルノーメガーヌに塗り替えられています。
ニュルで7分43秒とは驚きの記録です。2007年、R35 GT-Rが(路面コンディションが少し悪かったものの)7分38秒でしたので、FFでこの記録とは本当に驚きです。もちろんニュルで1秒縮めるのは大変なんでしょうけど。
実車は、今年の夏にマイナーチェンジ予定で、冷却関係の変更/デザインの変更(ガーニッシュ追加)/安全装備の追加等が行われる予定です。また、日本国内200台限定(世界全体で1000台)でリミテッドエディションが出る予定ですが、コロナウイルスの関係で発売日が少し後ろになりそうです。


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さて、トミカの方に話を移しましょう。
トミカショップオリジナルとのことですが、見た目はほとんど初回限定仕様で販売されたものと変わりありません。
違いは横にトミカショップのロゴが入っているのと、ホイールの色が赤メッキ→シルバメッキに変更されている点ぐらいでしょうか。レッドのボディに黒文字なので、ロゴはあまり目立ちません。白文字のほうがチューニングカーのロゴのようで個人的にはいいと思いますが・・・。
日本のシビックタイプRは4色展開(チャンピオンシップホワイト、クリスタルブラック・パール、フレームレッド、ブリリアントスポーティーブルー・メタリック)でしたが、この内フレームレッドを再現していると思います。
ホワイトは通常品、ブラックはオートサロン限定、ブルーは海外限定のシビックコレクションで出ていますね。
海外モデルでは、
ポリッシュドメタル・メタリックと、ソニックグレイ・パールがありますがソニックグレイはトイザらス限定トミカで出たので、残るはポリッシュドメタルだけですね。せっかくトミカショップオリジナルをだすのであれば、ポリッシュドメタルを出して全色コンプリートして欲しかったです。
上記のマイナーチェンジにより、イエローが追加されるのと、ブルーの色がブーストブルーに変更されるのでこの辺りもでないかと期待しています。


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フロント
フロントから見ると、初回限定仕様と見分けがつきません。若干色が違うようにも見えましたが、目の錯覚かもしれません。
トミカ自体の出来はいいと思います。バンパー下のスポイラーは、カーボンのように見えるのがいいですね。この表現はいいと思います。


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リア
こちらも違いはほとんどわかりません。
初回限定仕様より値段が高いので、マフラー塗装とか追加して頂けると満足度が上がるのですが。

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裏側

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パッケージ
トミカ50周年記念仕様のパッケージですね。
50周年記念期間が終わったらパッケージはどうなるのでしょうか。トミカショップオリジナルは度々、再販されるパターンが多いですが、パッケージを変えてくるのか、そのままか、終売か・・。

トミカショップオリジナルは、RX-7、シビック、クラウンと過去出していたカラーに近しい色ばかり続いていたのでどうしちゃったの?という状態でした。
ただ、ジムニーよりオリジナルカラーに戻ったので、今後の展開に期待したいですね。



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トミカ 日産NV200(日産車体特注)
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本日ご紹介するのは、日産車体特注のNV200 TAXIです。


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まずは、NV200タクシーについてみていきましょう。
NV200自体は、2009年よりNV200 バネットとして、ワゴン/バンが販売されています。
2009年となると、デビューから11年も経つんですね。それほどデザインの古さは感じませんが。
主に社用車として、使われるケースが多いと思いますが、印象が薄いのか、あまり町中で見た記憶が無いです。


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NV200バネット登場の翌年2010年、NV200 バネットタクシーとして、タクシー仕様が販売されました。
2015年には、フロントグリルをバン仕様とは異なりVモーショングリルを採用しました。また、サブネームの”バネット”の名が外れ、NV200タクシーとして現在は販売されています。
タクシー化に伴い、オートスライドドアや角度調整機能付のシートの採用、リアサスは2枚リーフスプリングに変更されており、バンとは異なる仕様となっています。
NV200タクシーには、乗ったことがないのですがベースがバンなので乗り心地はどうなんでしょうか。リーフサスは、リアに何も乗っていないと結構乗り心地が悪いイメージがあるのですが・・・。
私の地元でもNV200タクシーは走っていますが、カラーはブラックでした。ブラックとイエローだと、イメージが大分異なりますね。
アメリカでもNV200 TAXIとして販売されていましたが、2019年モデルをもって生産・販売が終了しています。

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では、トミカを見ていきましょう。
NV200タクシーは、通常品は2017年に販売されています。
初回仕様も販売されており、通常品はニューヨークタクシー仕様、初回が日本仕様となっており、フロントグリルやリアハッチ等の作り分けがなされています。
今回ご紹介する日産車体特注品は、この内初回仕様の金型がベースとなっています。
カラーはタクシー専用の特装色のイエローですね。
NV200タクシー自体は、日産車体の湘南工場で生産されていますが、このトミカは、東京モーターショーの日産車体ブースで子供に数量限定配布された他、工場見学をすると貰える非売品です。
これの前はNV350キャラバンの黒が配布されていました。非売品のトミカではありますが、フリマサイト等では安価で取引されており、比較的入手しやすいと思います。
サイドで初回仕様と異なるのは、リアに”日産交通”という文字が入っている点と、テールランプ近くにシルバーの彩色が入っている点です。
スライドドア開閉があるのがいいですね。

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フロント
日本仕様のVモーショングリルを採用したモデルとなっています。
フロントまわりは、初回仕様と同じですが行灯の色が黒→黄色に変更されており点と、行灯にNV200 TAXIと記載されている点です。

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リア
初回仕様に対し、リアハッチに”NV200”のタンポ印刷が追加されています。

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パッケージ
日産車体来場記念と記載されています。
パッケージの車両が今回元となっている車両と思われます。


いかがでしたでしょうか。
今は比較的入手しやすいと思いますし、初回仕様に比べ彩色も細かくなっているのでいいと思います。
機会があれば、入手してみて下さい。



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東京オートサロン2020 開催記念トミカ ランボルギーニ ウルス
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今回ご紹介するのは、今年1月に開催された東京オートサロン開催記念トミカ3台のうち1台のランボルギーニ ウルスです。
1月中旬の開催だったオートサロンですが、その頃はまだコロナの話は殆どない頃でしたね・・・。
あと一ヶ月遅かったら開催できなかったかもしれません。会場は密でしたので。


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オートサロンの会場では、ウルスのカスタムカーが複数展示されていましたが、どれも目立っていました。
その要因としては、全長×全幅×全高=5112×2016×1638mmという巨大なボディサイズと、ランボルギーニのデザインにSUVを組み合わせた、圧倒的な存在感ではないでしょうか。
カスタムしなくでも、かなり派手なデザインです。下半分を見なければ、まさにランボルギーニです。
ランボルギーニが、SUVを世の中に出すのはウルスが初めてではなく、1986年に発売したLM002があります。デザインは、これのどこがランボルギーニ?というものでしたが、エンジンはカウンタック用のV12を搭載していたりと、中身はランボルギーニというものでした。
ランボルギーニがSUVを出すのは、それ以来2回目ということになります。
プラットフォームは、ポルシェカイエンや、アウディQ7のものを改良し使用しています。


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エンジンは、アヴェンタドールのV12・・・というわけではなく、V型8気筒4.0Lターボエンジンです。
ランボルギーニがターボエンジンを搭載するのは、ウルスが初めてになります。
車重は2tを超えているのですが、650馬力というとんでもないエンジンパワーから、0-100km/h加速3.6秒、最高速305km/hを叩き出し、スポーツカー顔負けの性能です。
価格は、約2800万円です。ボディは大きいのですがアヴェンタドールよりは安い価格設定です。


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さて、トミカを見ていきましょう。
トミカでは既に、通常品の黄色・初回限定の黒が発売されています。
今回オートサロン仕様は写真の通り金色です。
オートサロンらしく派手なカラーリングでいいのではないでしょうか。


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フロント
ボンネットには、オートサロンのロゴが印刷されています。
その他は、通常品のトミカの色違いですね。


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リア
リアにはオートサロンののロゴ等はなく、後ろから見ると通常品の色違いに見えます。
テールランプは着色されていますし、ランボルギーニのロゴもしっかり入っています。
ランボルギーニのロゴは縦方向にギリギリなので、タンポ印刷の位置がずれると悲惨なことになりそうですね。

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裏側

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パッケージ
オートサロン限定のオリジナルパッケージです。今年はトミカ50周年のロゴも入っていますね。

今年のオートサロンは、トミカ付チケットとしてGT-Rレーシングが出ていましたが、まだ入手出来ていません。最近は出品数が少なく買い時を逃した感じはします・・。

いかがでしたでしょうか。
ウルス自体は元々出来が良く、オートサロン限定のカラーリングもよく似合っていると思います。
ウルスの1/64ミニカーは、マジョレットから既に出ていますが、近々MINI GTから出るようです。
MINI GTの写真を見ましたが、かなり出来は良さそうですね。ヘッドライト、テールライトはクリアパーツですし、サンルーフ付きでした。あれで定価1800円弱とはかなりコスパが良さそうです。
トミカも負けてられませんね。

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トミカリミテッドヴィンテージNEO フェラーリ365 GT4 BB
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本日は、トミカ通常品の発売日でした。
皆さん無事入手出来ましたでしょうか?
私はオンラインで予約しているため、これを書いている時点ではスカイラインの初回以外、まだ未入手です。ドリームトミカが5/30発売予定なので・・・。
入手できましたら、また皆さんにご紹介していきたいと思います。
コロナウイルスによる、緊急事態宣言は私が住んでいる県では、まだ解除となっていません。
その影響で、かれこれ1ヶ月半閉店している大規模商業施設が多くありますが、そちらの店舗で販売する予定だった初回トミカは、再開時まとめて販売になるのでしょうか。
外出時、マスクをしていると結構暑くてしんどくなってくる季節ですが、感染予防対策に引き続き取り組み早く通常の生活を取り戻したいですね。
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さて、本日ご紹介するのは2019年12月発売のTLV フェラーリ365 GT4 BBです。
いつも通り実車紹介からスタートです。
365 GT4 BBは、365GTB/4(デイトナ)の後継車種として、1973年に発売されました。
デイトナは今年の6月にトミカプレミアムで、8月にTLVで発売予定ですね。
365 GT4 BB登場までは、フェラーリのフラッグシップモデルは、フロントエンジン車でしたがこのモデルはミッドシップレイアウトになります。
車名の”365”はエンジン1気筒あたりの排気量、”GT"はグランツーリスモ、”4”はエンジン部品のカムシャフトの本数、”BB"はベルリネッタ(2ドアクーペ)・ボクサー(水平対向エンジン)を示しています。
昔からフェラーリの車名は暗号のようです(笑)。


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エンジンは、4390cc水平対向12気筒で、カタログ値は380馬力、最高速度は302km/hでした。実際、これほどパワーは出ていなかったとの話もあるのですが、どうなんでしょうか。
フェラーリ自身はは水平対向”12気筒ではなく、180°V12と呼んでいました。
トランスミッションは5MTですが、驚くことにエンジンの下に搭載されており、エンジンとトランスミッションが2階建て構造となっています。整備性は非常に悪そうですね・・・。
2階建て構造としたため、低重心が売りな水平対向エンジンも必然的に重心が高くなってしまいました。全長は短くすることができますが。
1976年までの3年間で387台が生産されたとされており、512BBにバトンタッチしています。


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さて、ミニカーを見ていきましょう。
フロントは、実車同様薄くシャープです。
バンパー部のシルバーの彩色もずれ等なく問題ないです。
ヘッドライト間のフェラーリマークは少し大きく感じますが、それ以外はいいと思います。
トミカとは異なりプロモーション重視なので、リトラクタブルヘッドライトは開閉しません。


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リア
テールランプ類はクリアパーツを使用しています。
”BB"の特徴として、6連のテールランプ/6本出しマフラーがありますが、これらもしっかり再現されています。
現行アルファードのオプションにダミーの6本出しマフラーがありましたが、当時話題になったものの実際に付けている車は1、2回ほどしか見たことないですね。

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サイド
プロモーションはとてもいいですね。鍵穴も塗装されていますし、不満はありません。
車高も適切だと思います。


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内装
フロアは、真っ赤です。
ステアリングセンターには黄色のフェラーリマークが着色されています。
ダッシュボードも細かく作られています。

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TLVの乗用車では珍しく、リアカウルが開閉します。
ただ、カウルを開いたまま床に置こうとすると閉じてしまいます。
固定できるようにすると、ヒンジを強固にしたりしなければならないので、プロポーション重視のTLVでは仕方がないのかもしれませんね。
エンジンが底上げ式ですが。それなりに作られていると思います。


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ホイール
ホイールは5本スポークの星型形状です。
写真では少しわかりづらいですが、センターナットのノックオフ式スピンナーも作られています。
サイズ含め問題ないと思います。

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裏側
エンジンから伸びるエキゾーストパイプはしっかり造形されていますが、残念ながら無着色です。
これを塗装すると、ぐっと雰囲気変わりそうですね。


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サイドミラーは、自分で取り付け式です。
このフェラーリは、定価で5800円(税抜)と1/64としては高価な部類なので、サイドミラーは付けてほしかったですね。自分だと中々付ける勇気がないので。


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パッケージ
フェラーリおなじみのパッケージです。


さて、365GT4 BBは、タカラトミーモール限定で黄色が販売されていました。(これを書いている時点では完売)
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フェラーリといえば、やはり赤ですが、コーポレートカラーは黄色です。

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365GT4 BBは、黄色も結構似合っていますね。


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パッケージ
車体の線の色が赤→黄に変更されている以外は、通常品と同じです。
タカラトミーモールオジリナルは、クーポンを使わなければ定価販売なのが手痛いところです。

トミカリミテッドヴィンテージのフェラーリは、高価なだけあってどれも作りはいいと思います。
9月発売予定のF355は、今から非常に楽しみにしています。

さて、フェラーリといえばF1ですが、今シーズンはコロナウイルスのためシーズンが始まっていないものの、早くも来年のドライバーラインアップが決まりました。
マクラーレンから移籍する、サインツはどこまで結果を残せるでしょうか。
それより、ベッテルの今後が心配ですが・・・。



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トミカリミテッドヴィンテージNEO 日本車の時代15 スカイライン GTS-t TypeM
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本日紹介するのは、2020年2月発売TLV スカイライン GTS-t TypeMです。
たまたまではありますが、2日連続TLVの日産車の紹介になります。

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R32というとどうしてもGT-Rのイメージが非常に強いですが、4ドアセダン/2ドアクーペも発売されており最後の5ナンバースカイラインとなります。
セダン/クーペは1989年5月に発売、GT-Rは少し遅れ8月に発売となっています。
当時のCMキャッチコピーは、”とんでもないが、とんでもいい。超感覚スカイライン”でした。
SPACE FISHと呼ばれるものが飛び回るCMでしたが、今見てもあれは何だったんだろう・・・と思いますね。
ハイソカーブームの影響で大きく豪華になったR31'私は好きですが)に対し、セダンでは全長が70mm短くなり小型化が図られました。
また、当時日産が行っていた901運動(1990年代までに技術の世界一を目指す)の元開発された車両であり、サスペンションがR31のストラット+セミトレーリングアームから前後マルチリンクに変更され運動性能が向上しました。


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スカイラインセダンでは、2.0L直6のRB20の他に1.8L直4CA18i型が搭載されているグレードもありました。後期型では、2.5LのRB25も追加されています。
グレード構成は、4気筒のGXi(FR32)、6気筒シングルカムのGTE(HR32)、ツインカムのノンターボのGTS(HR32)、ツインカムターボのGTS-t(HCR32)となっています。
今の車はエンジンラインナップを絞る傾向(マツダは違いますが)なので、1つの車種でこれほどエンジンが選べる時代はいいなぁ・・・と思います。
その中でも、今回ご紹介するGTS-t TypeMは215馬力までパワーアップされたスカイラインセダンでもトップグレードにあたります。

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さて、ミニカーを見ていきましょう。
R32 GT-Rは、各社から数多くミニカーが出ているのに対し、驚くことにR32セダンは1/64ではTLVが初めてモデル化したことになります。
1/24では、プラモデルメーカーのアオシマが今回と同じGTS-t TypeMを出していますが、それ以外のメーカーからミニカー/プラモデル含め出ていた記憶はないです。
今までミニカー化に恵まれてこなかったようです。
TLVでは、GTS-t TypeMのレッドの他に、後期型GTS25 タイプX・Gも発売されています。


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フロント
公式サイトでは、”ヘッドライト内側の再現にも注力しました”と記載されていますが、なかなか良く再現できていると思います。ウインカーはオレンジの塗装が入っていますが、少し範囲が狭いですね。
全体的な雰囲気はいいと思います。

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リア
スカイラインや、グレードエンブレムはタンポ印刷が入っています。
テールランプは写真の通り真っ黒です・・。光を当てると丸目4灯がかすかに見えますが、光を当てないと写真のとおりです。少し黒色を薄くして丸目4灯を明るくしてほしいですね。
これでは、たまにいるテールランプに黒スモークをかけた車に見えます。
その他はいい感じですね!

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ホイール
もう気持ち黒っぽかった気がしますが、造形はいいと思います。1/64なのでホイールは小さいですが、しっかりホイールナットもありますね。

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裏側
上記文で触れたマルチリンクサスペンションは特にリア側がよく作られています。
R32の売りのひとつなので、ここが再現されているのは嬉しいですね。


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パッケージ
日本車の時代なので、見開きのパッケージになっています。
左に記載されているコメントは、R32開発主管の伊藤修令さんのものになります。
以前紹介したRX-7同様、中に通常の箱があるのが嬉しいですね。


いかがでしたでしょうか。
特に色について要望はありますが、全体的な雰囲気はよく出来ていますし、何より1/64で4ドアセダンはTLVのみなのでモデル化されて嬉しいです。
今、販売されているものはいずれもトップグレードなので、ぜひ1.8Lを搭載したGXiのモデル化も期待したいですね。鉄チンホイールも好きですが、スチールホイールも好きなので。

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トミカリミテッドヴィンテージNEO LV-N185a ブルーバードSSS-R(1988年 カタログ仕様)
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本日ご紹介するのは、2019年7月発売のトミカリミテッドヴィンテージNEO ブルーバードSSS-Rです。
8代目ブルーバード(U12型)には、今回ご紹介する全日本ラリー選手権での必勝を期して開発されたホモロゲーションモデル”SSS-R”があります。
オーテックが開発し、日産で製造、NISMOで販売されていました。
セダン1800ツインカムターボSSS ATTESA LIMITEDをベースとしており、フロントバンパー上にある大型のフォグランプや、ボンネットにエアインテークが設けられていることが外観の特徴です。

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エンジンもベース車の1.8Lターボエンジン(CA18DET)に対してチューニングを施したCA18DET-Rを搭載しています。
その内容は、ターボの変更、圧縮比の低下、ステンレス製エキマニ、コスワース社製鍛造アルミピストン等多くの変更がなされており、ベースエンジン175馬力に対して10馬力アップの185馬力を達成しています。
後期SSS-Rは、標準モデルの2.0LターボエンジンSR20DET(205馬力)となっています。
トランスミッションは、クロスギヤレシオ化された5速MTです。
価格は275万円でした。

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さて、TLVを見ていきましょう。
TLVでは、今回ご紹介する1988年式カタログ仕様の他に、1988年チームカルソニック#33(チャンピョンマシン)、1989年チームカルソニック#2,#10の4仕様が現時点発売されています。
U12型ブルーバード前期型をベースに金型変更を行うことで、SSS-Rを再現しています。
造形はいいと思います。
リアフェンダーには、肉眼では読めない程の小さい文字でタンポ印刷が入っています。
実車ではオプションのマッドガードは無い仕様となっています。


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フロント
フォグランプや、エアインテークは金型変更によりしっかり再現されています。
ヘッドライト左右両端は、コーナーリングランプがないためブラックアウト処理されているのですがTLVは、通常のセダン同様シルバー塗装のままです。ここは少し残念です。

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リア
トランク部のエンブレム類はしっかり再現されています。
テールランプは、セダンの時もそうですがポッチが目立ちますね。少し色も明るいと思います。もう少し暗めにしてポッチを目立たないようにしたほうが良くなりそうです。
内装は、実車では標準装備のロールバーが組まれています。

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内装は、オプションだったバケットシートや4点式シートベルトが再現されています。
写真ではわかりませんが、発売当初は2人乗りのみ(後に4人乗りが追加)だったため、2人乗りに変更されています。
内装は、かなり気合が入っていますね。


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裏側
フロントバンパーは造形されています。
また、タイヤのトレッドパターンは、ラリー用になっています。

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パッケージ
リアフェンダーにかかれていたロゴ”FULL TIME 4WD”や”TWIN CAM 16VALVE”等はパッケージにも記載されています。
最近の車は、こういった技術のロゴ記載がどんどん無くなっているので、こういった表記があるとワクワクします。
スケールはTLVなので、1/64です。

いかがでしたでしょうか。
今回はカタログ仕様を紹介しましたが、チームカルソニック仕様もかっこいいので、ご興味ある方は是非購入してみて下さい。
細かいところは惜しい点がありますが、主要な変更ポイントは抑えられており、なかなかいいと思います。
トミカでは無いですが、プラモデルメーカーのハセガワから、2020年6月に今回ご紹介したカタログ仕様のプラモデルが出ますので、ブルーバード好きの方は是非そちらもみてみて下さい。



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トミカ No.19 スズキ KATANA
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今回ご紹介するのは、2020年4月発売のスズキ KATANAです。
本来であれば、3月発売の予定でしたが諸事情により、一ヶ月発売が延期となりました。

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今回のKATANAには、2018年9月発売のHonda CBR1000RRと同様、クリアのライダーが付属しています。
また、クリアのスタンドも付いており、ライダーの足に付いているピンをスタンドに指すことでライダーの位置を固定できます。
ただ、ライダーもスタンドも樹脂出来ていることから寸法精度がそこまで良くないため、ハンドルと足の位置がなかなか決まりづらいです。(写真はハンドルから手が浮いてます・・)
ピンが少し大きめなのか、スタンドにも入りづらかったです。

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さて、KATANAについて少しご紹介したいと思います。
1980年代にデビューし2000年に製造終了となった名車”GSX1100S KATANA”を受け継いだモデルになります。
新型モデルは、2018年にドイツで発表され、日本では2019年に発売開始となっています。
エンジンは、998ccの水冷直4で148馬力を発生させます。
価格は154万円です。


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さて、トミカを見ていきましょう。
ヘッドライトは、上下二分割ですがトミカでは、一体の塗装なのでシンプルに見えます。
ヘッドライト上には小さいですが、スズキのロゴが入っています。
タイヤはトレッドパターンが入っていますね。これはいいと思います。


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リアは、テールランプが塗装されています。

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サイドビュー
フロントカウルから燃料タンクにかけての造形は、刀の切先をイメージした形状となっており、KATANAの特徴となっていますが、よく再現できているのではないでしょうか。
エンジン部分も塗装はされていないもの、外から見える部分はそれなりに作り込まれています。
2018年にトミカで発売されたHonda CBR1000RRは、カウルの影響でほとんどエンジンが見えなかったので、今回はエンジンが見え嬉しいです。
エキゾーストパイプは、塗装したいところですね。
フロントブレーキローターは塗装されていますね。穴も再現されておりいいと思います。実車はフロントブレーキはブレンボのようです。
KATANAは、スズキ車として初めてスイングアームがウインカー、リアフェンダーとの一体型となっており、リア周りはかなりスッキリした印象です。

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パッケージ
スケールは、1/32です。
KATANAも少しではあるものの、フロントタイヤ/ハンドルは左右に動かせるのですが、なぜかパッケージのアクション記載がありません。(Honda CBR1000RRもそうでしたが)




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トミカ トヨタLQ
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今回ご紹介するのは、2020年3月に発売となった、トミカ トヨタLQです。

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実車は、2019年の東京モーターショーで初公開されていました。
今回ご紹介するトミカもモーターショーの会場で展示されていたので、ようやく発売となります。
LQは、元々2017年の東京モーターショーでConcept-愛iとして展示されていました。その時は、デザインモックのような形でした。
そこから、デザインは大きく変えず実際に走行できるよう具現化したのがLQです。
2017年の
Concept-愛iの時は、あくまでもデザインモックでしたので、まさかそのまま走行できるようになって登場するとは思っても見ませんでした。

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パワートレインは、電気自動車となっており、走行可能距離はおよそ300kmとなっています。
ボディ形状的に町中メインな感じがしますので、実用範囲内でしょうか。

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では、トミカを見ていきましょう。
実車は、フロントライト横側に斜めの黒い部分(ここも光るようです。真ん中は冷却のダクトでしょうか?)がありますが、トミカでは塗装されていません。
これが無いことで、フロントフェイスが大分落ち着いた感じに見えます。
黒い部分があることで、垂れ目のように見え非常に眠そうな感じがしてたので、こちらのほうが好みです。
造形は、ナンバー上の部分のプレスラインが薄い気がしますが、その他はなかなかいいと思います。
ヘッドライトは、通常の車とは異なり、デジタルミラ
ーデバイスを用い、ヘッドランプに内蔵された100万個の微小なミラーの切り替えによって点灯させ、文字や図形を書くことが出来るようです。
将来は、これが当たり前の技術になるのかもしれません。
アウディも路面に文字を書くような技術を開発していましたし。

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リアもかなり個性的なデザインです。
造形は特に不満な点はありません。
オールタンポ印刷ですし、複雑なテールランプ(と呼んでいいのかわかりませんが)も再現されています。
ナンバー下の加飾やテールランプの色は、少し金色っぽ過ぎるような気もします。
実車の写真は、もう少し黄土色やオレンジ側に近い色に見えました。
テールランプがどのように光るのか気になるところですが、ホームページの写真を見る限り、金色塗装部分全体が色が変わるようです。

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サイドビュー
サイドも複雑な造形をしていますが、うまく再現出来ていると感じます。
実車は、ドア下部もガラスとなっていますが、トミカではクリアパーツを使うことで再現しています。
フロントタイヤは少し小さく感じますが、タイヤが専用設計にはならないトミカでは仕方がないところでしょうか。
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フロントガラスが非常に寝ているため、ガラスは非常に長いです。
サイドもガラスなので、夏場は暑そうですね。
内装はダッシュボードが黒、シートは白となっており実車通りです。
LQはガラス部が多く、内装がよく見えるので、ダッシュボードとシートのカラーが異なると映えますね。

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裏側
トミカの刻印のみで、サスペンション等の造形はされていません。
EVなので、実車もほとんどカバーで覆われているかもしれませんね。

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パッケージ
先日ご紹介した、50周年記念シビックタイプRと同様、見開きのパッケージです。
パッケージ上の紹介文は、LQの紹介文ではなくトミカの紹介文です。


今回は、少し未来の車トヨタLQを紹介しました。
未来の車とは言っても、仮ナンバーを付けたテストカーが最近度々目撃されていることから、(一般販売されるかはわかりませんが)実用化ももうすぐになりそうです。


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トミカ No.25 日立建機 ローディングショベル EX8000-7
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今回は、2020年4月発売となった日立建機 ローディングショベルをご紹介します。

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多くの方は”ローディングショベル”という言葉を初めて聞いたのではないでしょうか。
私も今回、初めて聞きました。
というわけで、ローディングショベルとは何か?ということを調べてみました。
ローディングショベルとは油圧ショベルの一種で、ショベルを運転席の反対側に向けて装着した、建設機械のことを指すようです。地表面より高い部分の採掘を行うのが得意で、鉱山など広大な現場で活躍しているようです。
鉱山等で活躍しているとなると、普段の生活の中では、お目にかかれない建設機械になりますね。

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日立建機のホームページを見たところ、EX8000-"7"は、見つからずEX8000-"6"が掲載されていました。
EX8000-7は日本では販売されていないのでしょうか・・?それとも、これから発売でしょうか・・?
建機は、あまり詳しくないので詳細はわかりませんが。

参考までに、EX8000-6のスペックをご紹介します。
エンジンは、アメリカ カミンズ社の排気量60Lのエンジンを2機搭載しています。
そのエンジンの馬力は、1機で1971馬力。2機搭載しているので、車両としては3942馬力のエンジンを搭載していることになります。
燃料タンク容量は、14900Lになります。
乗用車やトラックと比較すると、途方も無いエンジンスペックですね。
価格は、約13億円のようです。スペックもさることながら、値段もすごいですね。

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さて、EX8000について少しわかったところで、トミカを見ていきましょう。
実車は、高さ約10m(=ビル3階分に相当)、長さが約12m、幅が約10mと非常に大きいですが、それをトミカサイズにうまくスケールダウンしているのではないかと思います。
これだけ大きい機械を、トミカサイズにするのは大変そうですね。
長さと幅の差がそれほどないため、上から見るとスクエアな形状です。
上面から見ると、凹凸が沢山あります。CADモデルで作成するのは、大変だろうなと思ってしまいました。担当者は大変だったでしょうが、この機械に対する愛を感じます。

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上に位置する運転席へ登るための階段も、階段形状に作られています。
スロープ形状にしてしまいそうなところも、段々形状に作り込まれていのがポイント高いです。
その他、放熱のためのスリット等、ボディ全体が非常に作り込まれている印象です。
ただ、残念なことに塗装が少し厚いため、一生懸命作り込まれたモールドが多々埋まっているところがありました。
もう少し、塗装が薄くなるともっと良くなるのですが。
EX8000のロゴは、この部分だけ艶があるので、シールではないかと思います。

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アームの部分は上記写真のように2段階に動かせます。
一番上まで伸ばすと結構な高さになりますね。
もちろん運転席も回転しますし、キャタピラも回ります。
稼働部位が沢山あるのは、楽しいですね。

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パッケージ
スケールは、1/300です。

4月は他にも沢山発売があったため、少し影に隠れがちなEX8000ですが、特に運転席側の作り込みは素晴らしいと思います。
ぜひ、手にとってみて下さい。

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トミカプレミアム No.34 日産 スカイライン GT-R(KPGC10)
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本日紹介するのは、2020年4月発売となったトミカプレミアム No.34 日産 スカイライン GT-Rです。


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初代GT-R GC10型は通称”ハコスカ”として、あまりにも有名な名車です。
1969年登場の前期型(PGC10型)は、4ドアセダンでした。
1970年10月登場の後期型(KPGC10型)は2ドアハードトップになります。今回、トミカプレミアムで登場したのは、この後期型になります。
生産台数は、PGC10型が832台、KPGC10型が1197台とKPGC10型の方が若干ではありますが多いです。

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エンジンはS20型(1989cc、直6)で160馬力を出していました。
今でこそ、当たり前となりましたが当時では珍しいDOHC4バルブエンジンです。

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さて、トミカの方を見ていきましょう。
フロントライトは、クリアパーツを使用しています。
また、ライト周りは実車はメッキ部品ですが、流石に別パーツにするのは難しかったようで、シルバー塗装で再現しています。
ボディのシルバーとは違う色で、メッキではないですがそれっぽく見えます。
グリルには、GT-Rのロゴがしっかり印刷されており、好印象です。

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リア
リアのGT-Rエンブレムやランプの周りのメッキ部も塗装されており、こだわっていると思います。
今回のモデルは、実車では純正オプションだったリアスポイラーは装着されていません。

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サイドと上面
リアホイールアーチ部にFRPのオーバーフェンダーが実車はついていますが、この部分は塗装で再現されています。
サイドのプレスラインは、もう少しシャキッとしていると尚いいですが、800円という価格を考えれば十分だとおもいます。
塗装は薄めで、モールドが埋まっているところはありませんでした。

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今年のオートサロンの会場で、先行展示されていた時から出来は良さそうに見えたのがこの鉄チンホイール。
鉄チンホイール好きの私ですが、今回のモデルで一番気に入っているのがこのホイールです。
某プラモデルメーカーランエボRSに付いていたの鉄チンホイールより、こっちの方がいいです。

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今回は、ドア開閉ありです。
ドアヒンジが非常にごっついのが残念ですが、それっぽく作られていると思います。

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裏側
スケールは、1/61です。

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パッケージ
黒背景にハコスカは非常に似合いますね。


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発売記念仕様として、ホワイトも同時発売されています。
ハコスカというと、シルバーのイメージが非常に強いですがホワイトも設定されていました。
白だと色のせいで全体的にボヤッとした感じに見えるので、通常品のシルバーの方がオススメです。
リアオーバーフェンダーの塗り分け境が少しキレイではないのも気になりますし。

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パッケージ

トミカプレミアムでは、既にハコスカ/R32/R33/R34が商品化されています。
残りはケンメリですね。商品化に期待しましょう。


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トミカNo.21 日産 ノート パトロ-ルカー

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今回ご紹介するのは、2020年2月に発売された日産ノートパトロールカーです。


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E12ノートは、トミカでは前期型と後期型が作られていますが、今回ベースとなったのは'17年7月にノートe-Powerとして発売された後期型になります。


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ノートの前期型のパトカーは、トミカショップの景品として配布されています。

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今回、埼玉県警の表記となっていますが、埼玉県には実際に後期型ノートのパトカーが存在しています。
この他、宮城県(こちらは、1/43でミニカー化)と福井県にも存在するようです。
E11初代ノートも全国配備はされなかったものの、存在するのでパトカーとしての使い勝手はいいのかもしれません。

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フロント
Vモーショングリルが太すぎる気もしますが、白と黒の塗り分け位置も実車同様ですし、いいと思います。
それにしても、埼玉県警仕様はヘッドライトを繋ぐように黒が塗装されているので、正面から見ると黒の面積がすごく多いですね。
宮城県は、もう少し白の面積が多いのでそちらの方が、スッキリしてていいです。

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リア

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裏側
今回、タカラトミーモールで予約したのですが、2月発売品予約時は、なぜかこれだけ完売していました。
そのため、3月発売品の予約時に同時予約をしたのですが、スズキ・カタナ発売延期に伴い、4月入手となりました。
2ヶ月たっていたので、新車シールは無しでしたが裏側を見たところ、”B20”という製造年月の刻印がありました。
4月発売のトミカから、この刻印が表記されていますが、すでに発売品のトミカも順次展開されていくのでしょうか。

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パッケージ
新車シール付きは、まだ見かけるので今のうちに入手しておこうと思います。



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