本日は、2021年8月に発売されたトミカ フェラーリ ローマをご紹介します。
2019年11月にイタリアで発表され、その後2020年4月に日本で発表された、フェラーリの新しい2+2クーペがローマです。
その開発コンセプトは、La Nouva Dolce Vita(ラ・ノーヴァ・ドルチェ・ヴィータ)日本語でいうと”新しい甘い生活”です。
一見するとフェラーリには見えない美しいフォルムは、フェラーリが狙った点であります。
フェラーリが行った調査によると、フェラーリ購入に対する障壁として”スポーツカーに興味がない”や”スポーツカーは全体的に派手すぎる”といった文言が記載されているようです。
こうした層をユーザーに取り込むために開発されたのがローマになりますが、結果はローマのオーナーの7割が新規顧客であるようで、まさに狙った通りとなっています。
パワートレインの方は、出力620ps、トルク760Nmを発生させる3.9L V8ツインターボエンジン”F154 BH"をフロントに搭載しています。
0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は320km/h以上とフェラーリの名に恥じぬ高スペックなものとなっています。
通常品のカラーは、レッドです。
フェラーリと言えば赤なイメージが非常に強いですが、こちらのカラーは深みのあるレッドです。
グラマラスなボディの持ち主であるローマに非常に似合う色だと思います。
キャラクターラインでデザインを作るのではなく、面の抑揚でデザインを作っている美しいデザインをトミカのサイズに落とし込むのは難しいと思いますが、流石フェラーリのトミカと言える出来だと思います。
フロント
他のフェラーリのトミカでは、ヘッドライトにクリアパーツを使用しているものもありますが、ローマは黒をベースに、LEDのラインを印刷する形で表現しています。
メッシュ状のフロントグリルも、ヘッドライト同様印刷で表現しています。
非常に小さいですが、フェラーリのロゴもしっかり入っています。
リア
テールランプもフロント同様、印刷による表現です。
マフラー部は、シャシと一体ものになっているため、樹脂製です。
マフラー部の彩色はされていませんが、塗装できる方はシルバーで塗るとリア周りのワンポイントとなっていいかもしれません。
裏側
スケールは1/62です。
パッケージ
MADE IN VIETNAM
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