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2022年4月に発売されたトミカプレミアムのホンダ NSX-Rをご紹介します。
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1990年にデビューしたNSXですが、2001年12月にマイナーチェンジが行われました。
それから半年たった2002年5月、ピュアスポーツの頂点としてタイプRが追加されました。
従来のタイプRと比べ、外観はベーシックモデル同様、従来のリトラクタブルヘッドライトから、ボディ形状に合わせたポリカーボネートのレンズカバーを用いた固定式となったところが大きな変更点です。
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その他、変更点としてはエンジンが3.0L自然吸気エンジン(C30A型)から、3.2L自然吸気エンジン(C32B型)に排気量アップされたことが挙げられます。
最大トルクは、若干アップしているものの、最大出力は当時あった280馬力規制の関係上、変更されていません。
タイヤサイズもフロント;205/50ZR15→215/40R17、リア:225/50ZR16→225/40R17とそれぞれ変更されています。
最大の変化は、市販車では初となるマイナスリフトを実現した空力だと思います。
これを実現するため、ボディ下面はできる限りフラットな形状とし、エアアウトレット付きボンネットやリアディフューザー、カーボン製リアスポイラーを採用しています。
かつては、土屋圭市氏の愛車でもあったNSX-Rですが、2002年~2005年の間で140台しか生産されておらず、非常に貴重な車となっています。
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1993年に発売されたNSXタイプRは、2017年トミカプレミアムより発売されました(現在は廃盤となっています)。
この時とは全く別の金型でモデル化されました。
実車のボディサイズは、全長:4430×全幅;1810×全高:1160mmです。今回のモデルは、スケールが1/60ですので単純計算すると全長:73.8×全幅;30.2×全高:19.3mmになります。トミカをノギスで寸法測定(誤差があります)すると、全長:73.0×全幅;30.5×全高:20.0mmとなりました。全長はやや短く、幅は概ねスケール通り、全高はやや高めのようです。
ホイールの形状がやや厚ぼったい感じはしますが、それ以外は良い出来だと思います。
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フロント
ヘッドライトはクリアパーツを使用しています。
バンパーの開口部や、ホンダの赤バッジ等、細かい点も抜かり無く再現されています。
内装は、もちろん赤シートとなっています。
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リア
テールランプはクリアパーツを使用しています。
バックランプとホンダのエンブレムは、クリアパーツの上から印刷されており、フロント同様、しっかり作り込まれています。
クリアパーツを止めるためのピン跡も目立たなく、非常にいいと思います。
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今回のモデルで特筆すべき点としては、エンジンルームではないでしょうか。
ヘッドカバーが赤く塗られていることに加え、メッシュのメンテナンスリッドまで再現されています。
トミカプレミアムでここまで再現してくるとは驚きですね。
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裏側
リアのエンジン廻りは特に細かく再現されています。
スケールは、1/60です。
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パッケージ
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初回特別仕様は、カラーリングがブラックとなっています。
実車では、ベルリナブラックと呼ばれているカラーです。
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色が違う以外は、通常品と全く同じ仕上がりとなっています。
140台生産されたNSX-Rの内、このカラーは何台生産されたのでしょうか。殆どがチャンピオンシップホワイトだと思いますので、数はかなり少なさそうですが・・・。
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パッケージ
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中は、ちょうどルーフ部を覆うように紙が巻かれています。
黒塗装は、ビニールに引っ付きやすいたの配慮でしょうか。
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