トミカプレミアム 32 フォルクスワーゲン タイプⅠ(タカラトミーモールオリジナル)
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本日ご紹介するのは、2020年2月発売のフォルクスワーゲン タイプⅠです。
本題に入る前にこれを書いている時点で、残念なニュースが2つ飛び込んできました。
私が毎年観戦していた、8月鈴鹿10時間耐久レースと今年から復活する予定だったWRC日本ラウンドがコロナウイルスの影響で中止となりました。
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既に11月に開催予定だったWEC6時間レース富士は、中止となっていますが、日本で開催する予定だった世界選手権のレースがどんどん中止となっています。
残るはF1日本グランプリですが、どうなるでしょうか。
今年はレース観戦は厳しいかもしれませんね・・・。エンジン音が恋しいです。

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さて、話を本題に戻し、まずは実車紹介です。
雑貨等でもこの車をモチーフとするアイテムが多数販売されているため、車好きではなくとも一度は見たことがあるであろう、フォルクスワーゲン タイプⅠです。
日本では、”ビートル”や”カブトムシ”という通称でおなじみな車です。
タイプⅠという名は、フォルクスワーゲン社の一号車であることを表しています。
正式名称は、フォルクスワーゲン1200やフォルクスワーゲン1302S(スーパービートル)といった、フォルクスワーゲンのあとに排気量の数字や、記号が付くまったく味っ気のない車名でした。
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エンジンは、4ストローク空冷水平対向4気筒で、デビュー当初は排気量1.0Lでしたが改良が施され最終的に1.6Lとなっています。
エンジンは、車体の最後部に置かれるRR(リアエンジン・リアドライブ)を採用しています。
1938年の生産開始し、幾度となくモデル改良が行われた後、1978年にドイツでの生産は終了しました。その後もブラジルやメキシコの工場で生産が続けられ、最終的に2003年まで生産を行っていました。
タイプ1は、日本では1953年~1978年まで正規販売されていました。
その累計生産台数は、2152万9464台と途方も無い数字であり、もちろん四輪としては世界最多です。
輸送用機器というカテゴリーでみると、ホンダスーパーカブに次ぐ第2位になります。
カブは既に1億台を超えており、未だ伸び続けています。恐るべし!
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通常品は、黄色ですが今回ご紹介するタカラトミーモールオリジナルは、緑色です。
私個人のタイプⅠのイメージカラーというと赤ですが、こういう少し渋めの色もいいですね。
雑貨とかで採用されているものも、赤や黄色と言った目につく色が多いので。
タイプⅠのミニカーは、様々なメーカーから数多く出ています。
シンプルなデザインからか、他の車種のようなあまり似ていないタイプⅠは見た記憶がないのですが、トミカプレミアムもそつなくまとまっていると思います。

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フロント
ヘッドライトはクリアパーツを使用しています。
シルバーの彩色は丁寧に入っており、いいと思います。
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リア
タイプⅠは年式によって、リアウィンドウの形状やテールランプの形状が異なります。
1953年までに生産されたモデルは、リアウィンドウが2分割となっています。その後、1957年まで生産されたモデルは、リアウィンドウがオーバル型となっています。
1958年からのモデルでは、リアウィンドウの形状が四角くなりました。四角いものも小さいものと大きいものがありますが、トミカ化されたのはどちらでしょうか。
見る限り大きなものにも見えますが・・。
テールランプはクリアパーツを使用しています。
ウインカーとブレーキランプの色を分けてもらったらさらに良かったですが、全体的な造形はいいと思います。
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裏側
スケールは1/58です。実車が大きくないことからか、スケールは大きめですね。
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パッケージ
他のオリジナルモデル同様、右下に”タカラトミーモール”と記載されています。

いかがでしたでしょうか。
可動部位はなく、実車同様シンプルな造りですが、うまくまとまっていると思います。
これを書いている時点では、タカラトミーモールでは売り切れ(そもそも表示が消えています)が、また復活するかもしれません。
ご興味ある方は、復活の時を待って入手してみて下さい。

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