トミカプレミアム 日産 フェアレディZ

P_20200509_112835
本日ご紹介するのは、2020年1月発売の日産フェアレディZです。

P_20200509_112857
フェアレディZは、現在6代目のZ34が発売されていますが、今回モデル化されたのは初代のS30型になります。
ダットサン・フェアレディ2000(SR311)の後継モデルとして、1969年にデビューしたS30型。
プロジェクトXで、以前取り上げられていたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、アメリカのニーズに合わせた開発が行われ、世界総販売台数55万台を記録しています。
企画当時、名車”ジャガーEタイプのような車を作って欲しい”とアメリカサイドから出ていたようで、実際に美しいデザインとなっていると思います。
P_20200509_112908
発売当初は、2.0L SOHCのL20型(130馬力)と、2.0L DOHCのS20型(160馬力)の2種類のエンジンが搭載されていました。
L20型エンジンを搭載しているS30型は、4速MTが”フェアレディZ”、5速MTが”フェアレディZ-L”になります。
一方、S20型エンジンを搭載しているPS30型は、グレード名が”フェアレディZ432”になります。
432とは、”4バルブ・3ソレックスキャブ・2カムシャフト”を意味しており、搭載エンジンに由来するものです。
Z432の最高速度は、210km/hでした。
価格は、ベースモデルの”Z”が84万円(当時価格)、"Z-L"が105万円、”432”は182万円でした。432は高性能モデルとだけあって、他のモデルとは結構価格差がありますね。
そのためか、生産期間4年間で419台しか売れなかったようです。
P_20200509_112918
さて、トミカを見ていきましょう。
今回モデル化されたのは、S30型のトップモデルであるZ432です。
通常品は、ミッドナイトブルーをイメージさせるカラーですが、タカラトミーモールオリジナルはオレンジです。
Z432というと、このカラーをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
ホイールは、ワタナベのものを履いており、車高も低くなっているように見えます。
横から見てても非常にかっこいいですね。
シルバーの彩色もきれいに入っており、出来はいいと思います。
P_20200509_112927
フロント
ヘッドライトはクリアパーツを使っています。この部分が、クリアパーツだと大分印象がよくなりますね。
ボンネットは、黒です。これはレーシングベース車両”Z432R”のFRPボンネットフードを再現しているのでしょうか。
ボンネットが黒だと、ボディ色に比べ締まって見えるのでいいと思います。


P_20200509_112939
リア
Z432の最大の特徴である縦2連のマフラーは、しっかり再現されています。
テールランプはクリアパーツとなっており、前期型を再現しています。
私の買った個体は、シルバーのラインが左右で高さが異なるため、少し気になりますが、それ以外はいいのではないでしょうか。

P_20200509_112953
今回のモデルは、ボンネットが開きます。
塗装は、ヘッドカバーのみですが、雰囲気はいいのではないでしょうか。しっかりS20型エンジンとなっているのもいいですね。

P_20200509_113005
裏側
マフラーの部分のみ塗装されています。
スケールは1/58です。


P_20200509_112845
パッケージ
他のタカラトミーモールオリジナル同様、右下にタカラトミーモールと入っています。

いかがでしたでしょうか。
現在は、タカラトミーモールでは売り切れとなっておりますが、再販する可能性もありますので、ぜひチェックしてみて下さい。
当ブログでは、まだ未紹介ですが通常品のブルーもかっこいいのでそちらもオススメです。

↓ランキングに参加しています。よろしければクリックして下さい。更新の励みになります。
にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村