トミカ No.76 日産スカイライン
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本日は、2020年5月発売のNo.76 日産スカイラインをご紹介します。
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実車は、2014年13代目スカイライン(V37型)として発売されました。
デビュー当初は、ハイブリッドモデルの販売でしたが、2014年5月には、2.0L直4ターボモデルを搭載したモデルが追加されています。
このエンジンは、日産のものではなく、メルセデスのEクラス等に搭載されていたエンジンをスカイラインに搭載していました。
発売直後は、ハイブリッドのみの設定だったためか、先代のV36も併売されていました。
そのハイブリッドモデルには、世界初となるステア・バイ・ワイヤ機構が搭載されています。
通常、ステアリングは機械的に車輪までつながっているのですが、ステア・バイ・ワイヤは、この内一部を電気信号で制御し車輪を左右に動かす機構です。
機械的に直結していないため、路面の轍等、ドライバーにとって不要な動きはカット出来、必要な情報のみ伝えることが出来ます。
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2019年7月には、ビッグマイナーチェンジが行われました。
外観では、フロントデザインを大幅に変更し、今の日産車の特徴である”Vモーショングリル”の採用や、テールランプを丸目4等に変更したことがあります。
また、発売当初は日産ブランドの車でありながら、インフィニティのエンブレムを付けていましたが、今回のマイナーチェンジで日産エンブレムに変更されています。
インフィニティのエンブレムは、発売当初フロントだけでしたが、途中からリアも付き、2019年に日産エンブレムになったという経緯になります。
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エンジンは、ハイブリッドは継続ですが、メルセデス製の2.0Lターボは廃止され、代わりに3.0LV6ターボが追加されました。
V6モデルは、304馬力と405馬力が設定されていますが、この内405馬力のモデルは”400R”という特別なネーミングが与えられています。
今回のマイナーチェンジで、最大の話題となったのは、運転支援システム”プロパイロット2.0”です。
高速道路に限りますが、前を見ていれば手放し運転も可能となりました。
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実車の説明が長くなりましたが、モデルをみていきましょう。
トミカでは、V37スカイラインは2014年1月にNo.105として発売されていました。
今回は、それベースではなく新金型となって新たに発売されています。
通常品のボディカラーは、カーマインレッド相当の色になります。
深みのある赤でいい色だと思います。
ヘッドライトはクリアパーツを使用しています。
特徴的なVモーショングリルがシルバーで彩色され、日産エンブレム等も彩色されており、いいと思います。
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リア
ボディカラーが赤色なので分かりづらいですが、テールランプとボディカラーは別の色で塗り分けられています。
トランクには、”400R”のエンブレムが印刷されています。
つまり、400Rをモデル化したことになりますが、実車ではハイブリッド専用装備のシャークフィンアンテナがトミカでは付いています。
後述しますが、400Rのエンブレムを付けたハイブリッドモデル仕様になってしまっています。
ディフューザーが、ボディカラー同色で彩色されているのはいいですね。P_20200629_145028
裏側
No.105の頃はスケールが1/63でしたが、今回は1/64です。
若干ですが、数字上ではスケールダウンしているものの、小ささは感じません。
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パッケージ
箱絵でもシャークフィンアンテナは付いていますね。

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通常品は、ボディカラーがレッドでしたが、初回特別仕様はブリリアントホワイトパールです。
400Rのテーマカラーは、このホワイトです。
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先程、ハイブリッド仕様になっていると書きましたが、シャークフィンアンテナの他に、ダッシュボード中央にドライバーモニターがついています。
ドライバーモニターとは、プロパイロット2.0の昨日の1つで、運転支援システム作動時、ドライバーが正面を見ているか、居眠りをしていないか等を監視するものです。
ダッシュボード中央に設けられたモニターカメラは、ややドライバーの方を向いて設置されています。
プロパイロット2.0が装備されない、400Rでは付いていない装備です。
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もしかしたら、元々ハイブリッド仕様で出す予定だったものの、400Rが出ることからこちらに急遽変更したのかもしれません。
シャークフィンアンテナや、ドライバーモニターを無くそうとすると、金型を変更しないといけないため、結構な費用がかかってしまいます。
細かい仕様を見ると、おかしなところはありますが、モデルの出来は良いですし、何よりワイドホイールを履いたセダンはカッコが良いのでおすすめの1台です。

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