トミカプレミアム 05 ランボルギーニ イオタ SVR

今回は、2017年10月に発売された、ランボルギーニ イオタ SVRをご紹介します。サーキットの狼でお馴染みの1台ですね。

1969年末、”ミウラ改良のための先行開発”を名目とし、FIAのJレギュレーションに合致する設計で、開発された実験車が通常”J”です。
”イオタ”と呼ばれることの多い車両ですが、これはJレギュレーションの”J”をスペイン語読みにしたJOTAに由来します。
ベースのミウラに対し、ボディの軽量化や、ブレーキやサスペンション周りの変更などが行われました。
フロントには、スプリッタースポイラーが装着され、ワイルドな見た目になっています。

足元には、マグネシウム製のホイールが用いられています。
エンジンは、排気量は同じであるものの、オイル供給方式がドライサンプ式に変更されている他、圧縮比とカムが変更されており、8500rpmで440馬力を発生させています。

オリジナルの”J”は、3万km程の走行試験が終了した後、イタリアの大富豪へ売却されました。
ところが、高速道路走行中に、事故が起こりオリジナルの”J”は全損・廃車となっています。
ですので、オリジナルの”J"は現在現存しません。
現在存在するのは、ミウラP400Sをベースにし、イオタ仕様へ改造された車両のみです。これらは、”ミウラSVJ”と呼ばれており、6~8台(諸説あり)生産されたとされています。

今回のトミカプレミアムの車名を見ると、SVJでは無くSVRと表記されています。
先程、SVJは6~8台ほどあると記載しましたが、SVRは1台しかありません。
この車両は、1968年にミウラとして生産されましたが、当時のオーナーが自らランボルギーニのファクトリーに持ち込み、SVJ仕様へ変更を依頼しています。
18ヶ月間かけ、改造が行われた車両は、ベースモデルに比べリアのフェンダーが広げられているのが特徴的です。その他、BBS製のホイールや、カウンタックLP400と同型のリアウィングが装着されている点も異なります。
SVRは、1976年に日本に上陸し、現在も日本に存在しているようです。

実車の説明が大変長くなりました。では、モデルをみていきましょう。
ヘッドライトはクリアパーツを使用し、ボディ側はシルバーで彩色されています。
グリル脇のランプ類は、彩色されていないものの、造形はされています。
また、写真ではわかりませんが、グリル部はメッシュ形状になっています。
特徴的な、スポイラーもしっかり再現されていますね。
フロントウィンドウは、窓枠も彩色されており、ズレもなくきれいな仕上がりです。

リア
テールランプは、クリアパーツではなく彩色で表現されています。
特徴的な、ルーフスポイラーやエンジンフードは、別パーツとなっており、しっかり再現されています。

リアカウルは開閉可能です。

エンジンルームは、エンジン本体や、エキゾーストが再現されています。
必要なところは、しっかり再現されており、よくできていると思います。
キャブレター部は、シルバーで彩色されている点がいいですね。これがあることで、エンジンルームが映えます。
エキゾースト後部は、カウルを締めた状態で後ろから覗くと、少しだけダクトの部分から覗くことが出来ます。

裏側
スケールは、1/61です。

パッケージ
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今回は、2017年10月に発売された、ランボルギーニ イオタ SVRをご紹介します。サーキットの狼でお馴染みの1台ですね。

1969年末、”ミウラ改良のための先行開発”を名目とし、FIAのJレギュレーションに合致する設計で、開発された実験車が通常”J”です。
”イオタ”と呼ばれることの多い車両ですが、これはJレギュレーションの”J”をスペイン語読みにしたJOTAに由来します。
ベースのミウラに対し、ボディの軽量化や、ブレーキやサスペンション周りの変更などが行われました。
フロントには、スプリッタースポイラーが装着され、ワイルドな見た目になっています。

足元には、マグネシウム製のホイールが用いられています。
エンジンは、排気量は同じであるものの、オイル供給方式がドライサンプ式に変更されている他、圧縮比とカムが変更されており、8500rpmで440馬力を発生させています。

オリジナルの”J”は、3万km程の走行試験が終了した後、イタリアの大富豪へ売却されました。
ところが、高速道路走行中に、事故が起こりオリジナルの”J”は全損・廃車となっています。
ですので、オリジナルの”J"は現在現存しません。
現在存在するのは、ミウラP400Sをベースにし、イオタ仕様へ改造された車両のみです。これらは、”ミウラSVJ”と呼ばれており、6~8台(諸説あり)生産されたとされています。

今回のトミカプレミアムの車名を見ると、SVJでは無くSVRと表記されています。
先程、SVJは6~8台ほどあると記載しましたが、SVRは1台しかありません。
この車両は、1968年にミウラとして生産されましたが、当時のオーナーが自らランボルギーニのファクトリーに持ち込み、SVJ仕様へ変更を依頼しています。
18ヶ月間かけ、改造が行われた車両は、ベースモデルに比べリアのフェンダーが広げられているのが特徴的です。その他、BBS製のホイールや、カウンタックLP400と同型のリアウィングが装着されている点も異なります。
SVRは、1976年に日本に上陸し、現在も日本に存在しているようです。

実車の説明が大変長くなりました。では、モデルをみていきましょう。
ヘッドライトはクリアパーツを使用し、ボディ側はシルバーで彩色されています。
グリル脇のランプ類は、彩色されていないものの、造形はされています。
また、写真ではわかりませんが、グリル部はメッシュ形状になっています。
特徴的な、スポイラーもしっかり再現されていますね。
フロントウィンドウは、窓枠も彩色されており、ズレもなくきれいな仕上がりです。

リア
テールランプは、クリアパーツではなく彩色で表現されています。
特徴的な、ルーフスポイラーやエンジンフードは、別パーツとなっており、しっかり再現されています。

リアカウルは開閉可能です。

エンジンルームは、エンジン本体や、エキゾーストが再現されています。
必要なところは、しっかり再現されており、よくできていると思います。
キャブレター部は、シルバーで彩色されている点がいいですね。これがあることで、エンジンルームが映えます。
エキゾースト後部は、カウルを締めた状態で後ろから覗くと、少しだけダクトの部分から覗くことが出来ます。

裏側
スケールは、1/61です。

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