
2020年10月に発売された、トミカリミテッドヴィンテージのスカイライン オーテックバージョンをご紹介します。

1989年に発売された8代目スカイラインといえば、R32 GT-Rの印象が非常に強いモデルです。
1992年、4ドアセダンGTS-4をベースに、GT-R用RB26DE型をNA化したエンジンを搭載した、オーテックバージョンが発売されました。
なかなか町中でも見かけない、マニアックなモデルです。

エンジンは、前述の通りツインターボを取り外しNA化したRB26DE型を搭載しています。
ただターボを取り外すだけでなく、吸排気やピストン、カム等の変更を行った、オーテックチューニングが施されたものとなっています。
トランスミッションは、MTではなく4ATです。あくまでGTカーなので、あえてATを採用したのかもしれません。
足回りは、このモデル専用のセッティングとなっています。
また、ブレーキはGT-Rど同様のシステムを採用し、ローター径はフロントφ296mm、リヤφ292mmとなっています。


トミカリミテッドヴィンテージでは、R32のセダンを既に商品化しており、当ブログでも紹介しています。
今回は、そのモデルをベースに主にフロントグリルや、バンパーの造形を変更したモデルとなっています。
ボディカラーは、オーテックモデル専用色のイエロイッシュグリーンパールメタリックです。
光の加減で、緑やグレーに見える不思議なカラーです。今回のモデルは、やや緑色が強めな印象を受けます。
ホイールは、リムの部分がシルバーで彩色されており、足回りのアクセントとなっています。
フロントフェンダー後部には、オーテックのロゴが印刷されています。

フロント
ノーマルの4ドアと異なり、フロントマスクはGT-R顔となっています。
ヘッドライトはクリアパーツを使用しており、ウインカー部はオレンジで彩色されています。
フロントの出来は中々よく、先日ご紹介したMINI GTのGT-Rよりこちらの方が似ていると思います。
フロントバンパー向かって右側には、オーテックのロゴが印刷されているのですが、ボディ色に似ているため、やや分かりづらいです。

リア
テールランプは、スモークのクリアパーツを使用しています。
以前販売された、4ドアスカイライン同様、テールランプは黒すぎな印象です。
日産等のエンブレムは印刷で再現しており、もちろんオーテックのロゴもあります。

R32 GT-Rが各社からミニカー化されているのに対し、4ドアスカイラインは殆どミニカー化されていません。
トミカリミテッドヴィンテージらしい、マニアックな車種選択で非常にいいと思います。

裏側

パッケージ
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